ホーム …→ 専門医療センター …→ 血液浄化センター

文字サイズ

  • 標準
  • 大

専門医療センター

血液浄化センター

センター紹介

血液浄化センターは、ベッド数17床、専門スタッフの管理のもとに、外来・入院を問わず、多くの患者さんに安全で質の高い透析治療を行っています。慢性腎不全患者さんへの血液透析をはじめとし、それ以外にも、潰瘍性大腸炎やクローン病の治療である「白血球吸着療法」、閉塞性動脈硬化症等の治療である「LDL吸着療法」、腹水・胸水を濾過・濃縮処理して患者さんに返す「腹水濾過濃縮再静注法」などにも対応。さらに、透析患者さんの動脈硬化、末梢循環不全などへの新しい治療法として、炭酸泉治療も実施しています。
血液透析を必要とする慢性腎不全患者は、年々増加の一途をたどり、さらに長期化するにつれて、合併症をかかえる方も増えています。当院は総合病院の強みを生かし、もし合併症を発症した場合には他診療科と連携を図り、患者さんの状態・状況に合わせて迅速かつ適確な対応をいたします。
緑豊かな庭園を臨むセンター内には、透析関係の資料などをそろえた休憩室も設置。最新技術・設備による安全かつ質の高い治療を追求する一方、患者さんに快適な環境の中で治療を受けていただけるよう、癒しの空間づくりにも努めています。

用語解説

【腎不全】

慢性腎炎、糖尿病性腎症、腎硬化症などの病気が悪化すると、腎臓の機能が低下し、水分・老廃物・電解質などの調整ができなくなります。腎臓の機能が正常時の30%以下になった状態を腎不全といい、進行すると水分や老廃物が体内に蓄積して尿毒症・肺水腫・中枢神経障害・消化管の出血などの症状を引き起こし、生命の維持が困難になります。

【血液透析】

体外に取り出した血液をダイアライザーという人工膜に通して、体内に溜まった不要な水分・老廃物を取り除く方法で、週2〜3回、4時間前後行うことで、通常の生活を送ることができます。

【白血球吸着療法】

白血球吸着療法は血液をいったん体外に取り出し、吸着器で白血球中の特に炎症に関与している顆粒球だけを選んで除去したのち、血液を再び体内に戻す方法です。潰瘍性大腸炎・クローン病等の治療法として行われます。

【LDL吸着療法】

LDLはlow density lipoprotein(低密度リポタンパク)の略で、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールの代表的成分です。LDL吸着療法は身体から体外へ血液を取り出し、吸着器でLDLを取り除いたのちに再び体内に戻す方法で、閉塞性動脈硬化症、家族性高コレステロール血症などの治療法として行われます。

【腹水濾過濃縮再静注法】

肝硬変やがんなどによって貯まった腹水(又は胸水)を取り出し、濾過器で細菌やがん細胞などを取り除いたのち、さらに濃縮器で除水を行い、アルブミンなどの栄養分を点滴で再び体内に戻す治療法です。

【炭酸泉治療】

炭酸泉には疼痛緩和、血流改善などの効果があります。当院では透析患者さんの糖尿病性腎症に伴う動脈硬化、末梢循環不全などの新しい治療法として、炭酸泉治療を行っています。


施設概要

ベッド17床(個室1・各テレビ付)、診察室、炭酸泉治療室、
休憩室、更衣室、洋式トイレ

診療案内(透析実施日)

月〜土曜日 9:00〜12:00
  • 第1・3 土曜日は病院の休診日ですが、透析は実施しています。
  • 実施日・時間は状況に応じて多少の変更があります。
    詳しくはお問い合わせください。
  • 日曜日、祝日は休診です。

スタッフ紹介

医師 3名(非常勤医含む)、看護師 3名、臨床工学技士 5名、医療ソーシャルワーカー、管理栄養士

氏名 所属学会
センター長
腎臓内科部長
田中 芳徳
[たなか よしのり]
日本内科学会(認定医)
日本腎臓学会(専門医)
日本透析医学会(専門医・指導医)
芳川 博人
[よしかわ ひろと]
日本透析学会
日本内科学会
日本リウマチ学会
日本腎臓学会
日本小児学会
岩舘 恭子
[いわだて きょうこ]
日本内科学会(認定医)
日本腎臓学会(専門医)
日本透析医学会(専門医)