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専門医療センター

放射線治療センター

八千代病院 放射線治療センターの特色①

八千代病院は通院のしやすさを大切にしています。

①診療費一括払い制度

放射線治療は、平日毎日、3〜8週間程度受けて頂くのが一般的です。通常、毎回(毎日)の治療ごとにお支払い頂くため、毎日、治療後にお会計でお待ち頂く必要があります。

そこで、「毎日の治療後のたびにお会計で待つのは大変」という患者さんの声にこたえるため、当センターでは、放射線治療を受けられる患者さん向けに、治療最終日にまとめてお支払い頂く「診療費一括支払い制度」を導入することになりました。

pay_in_full

②完全予約制

ご来院頂いてから待つことなく治療が受けられます。

 例)9時頃に来院され、その10分後には治療室へ

③時間調整の柔軟さ

ご都合にあわせ、柔軟に治療時間を調整します。

 例)職場のお昼休みを少し延長し、午後一番で治療をうけて、その後再びお仕事へ

急なご予定が入った場合も柔軟に予約時間を変更します。

 例)いつも治療は午前だけど、急用ができたので今日の治療は午後に

④早朝からの治療にも対応

朝は8時半前から開始。お仕事前の治療にも最適です。

 例)朝8時半から治療をうけて、9時前には病院を出てお仕事へ

八千代病院 放射線治療センターの特色②

八千代病院は体に優しい治療に力を入れています。

高精度放射線治療①

強度変調放射線治療(IMRT,VMAT)

 放射線の強さを細かく変化させることで、腫瘍の形に合わせて十分な放射線を照射することができます。

 腫瘍へ正確に十分な照射を行いつつ、周囲の正常組織への影響を最小限におさえ、副作用を軽減します。

 対象疾患:前立腺癌、頭頸部癌、肺癌など

Prostate cancer IMRT

高精度放射線治療②

定位放射線治療 (SRT,SBRT)

 小さな病変に放射線を集中させる”ピンポイント治療”です。

 大線量を短期間に照射し、高い治療効果が期待できます。

 正常臓器への影響は最小限のため、副作用は軽微です。

 少ない回数で終わり、通院の負担も少ない治療です。

 対象疾患:脳・肺・肝・骨転移、早期肺癌、肝細胞癌など

左乳癌(乳房温存術後)に対する”深吸気息止め照射”

深く息を吸った状態で息を止めて頂いて照射します

放射線があたる範囲から心臓を遠ざけ、将来の心血管障害のリスクを減らします

Beast cancer DIBH

がん診療体制

地域に必要とされる

高度ながん治療技術を提供します。

手術・化学療法と並ぶがん治療の3本柱のひとつ、放射線治療。高齢化の進展や疾病構造の変化により、今後、地域で増加が予想されるがんの患者さんに対し、身近な場所で、身体への負担が少ない放射線治療を提供するため、当院に新たに放射線治療センターを開設しました。検診から診断、治療、術後サポート、緩和ケアまでの一貫したがん診療体制を整え、地域のニーズに応えます。



TrueBeam放射線治療の目的

根治照射
  単独治療 術前・術後照射
  予防照射
緩和照射

放射線治療は体への負担が少なく、体力的に手術が難しい高齢者や、他疾患により手術や化学療法が受けられない方にも施行が可能です。 また、手術や化学療法との併用により治癒率の向上が期待できるなど、がん治療の中で重要性が増しています。


放射線治療のしくみ


八千代病院がん診療体制

治療装置と治療法

目指すのは、患者さんにやさしい治療。
そのために、最新鋭の高精度放射線装置を導入しました。

True BeamStx

放射線治療の効果を高めるために、これまでにさまざまな治療方法が工夫されてきました。近年はコンピュータ技術の発展、治療装置の飛躍的な進歩により、極めて高い精度で病巣に放射線を集中させ、正常組織にはなるべく照射されないようにする「高精度放射線治療」が可能となっています。


高精度放射線治療装置「TrueBeam STx」、脳定位放射線治療:SRS、SRT、体幹部定位放射線治療:SBRT、強度変調放射線治療:IMRT、強度変調回転放射線治療:VMAT、画像誘導放射線治療:IGRT


TrueBeam STxの性能を最大限に引き出す支援システム


True BeamStx

スタッフ体制

やさしい 治療を支える確かな技と、厳しい目。

カンファレンス風景放射線を用いた特殊な治療を行うため、スタッフには高い専門性が求められます。当センターには放射線治療医をはじめ、医学物理士、放射線治療品質管理士など、この分野のスペシャリストが集結し、それぞれの専門性を生かしながらチームで治療にあたっています。



放射線治療センターセンター医長 渡邊祐衣[わたなべ ゆい]

True BeamStx

精度・安全管理体制

体にやさしいがん放射線治療をより安全に行います。

厳しい目

精度・安全管理体制 放射線治療装置の品質管理を行うのは、大学病院などで実績を積んだ医学物理士と放射線治療品質管理士です。

院内に、外部第三者を構成員に含む放射線治療安全管理委員会を設置し、品質管理の定期的な確認と、さらなる品質改善の検討を行っています。

当院では、「第三者機関による放射線治療装置の出力線量測定」および「出力線量管理用測定器の第三者機関によるチェック」を毎年実施することを院内規定に定めています。


患者統合的認証システム『IDENTIFY』を国内で初導入。IDENTIFYによるワークフロー

ご利用案内

放射線治療センターの受診方法

当センターでは、原則的に医療機関から紹介をいただいた患者さんのみを受け入れています。 治療を希望される方は、主治医を通して当院患者支援センター 地域連携課にご連絡ください。

当センターの放射線治療の適応については、こちら[PDF:137.2KB]をご確認ください。

原則として外来通院で治療を行うため、患者さんは仕事や日常生活を続けながらの治療が可能です。

放射線治療は身体への負担が少ないため、高齢者や他疾患により手術や化学療法が受けられない患者さんでも治療の対象となります。しかし、すべての病状に対して施行できるわけではありません。適応疾患でも検討の結果、放射線治療の適応外となることもあります。



診察の手順

診察の手順。相談・紹介のご依頼。



放射線治療センターパンフレット

放射線治療センターに関する詳細は
 こちらの案内をご覧ください。
(クリックするとPDFが開きます。[PDF:2.5MB])


患者さん・ご家族からの相談・お問い合わせ窓口

八千代病院
患者支援センター 患者相談窓口

☎0566‒33‒9064 (直通)

Fax:フリーダイヤル 0120-811-814

受付時間
月曜日 ~ 金曜日/8:30~17:00
第2・4・5土曜日/8:30~13:00



医療機関からのお問い合わせ・診療予約

八千代病院
患者支援センター 地域連携課

Tel フリーダイヤル 0120-855-814 (直通)

Fax フリーダイヤル 0120-811-814 (直通)

営業時間、診療予約申し込み方法等、詳しくはこちらをご覧ください。